Anthropicの生成AIであるClaudeとBlenderとにより、ホバークラフト、空飛ぶ車、製図からの3Dモデル作成、地球の3DCDを作成した。
(The latest update: Dec. 23rd, 2025)
(The first upload: Aug.16th, 2025)
Claude+Blender
無料バージョンのClaudeはある程度意図する通りにできるまで何度もチャットを繰り返す必要がある。意味不明なオブジェクトが残ったり意図通りにできない場合にはマニュアルで設定修正した。
Hovercraft
Hovercraftが海上を水しぶきを立てながら進み本体に波をかぶるシーン。波のうねり、飛沫の飛散と波をかぶる表現がポイント。波のうねりと波をかぶる表現はマニュアル作成。飛沫はチャットを繰リ返した後マニュアル設定。データサイズは487kB。
空飛ぶ車
ここでは2タイプの空飛ぶ車をClaude+Blenderで作成してみた。いずれも実在モデルではない。
ドローンタイプ
半透明キャビンのドローンタイプの例を示す。外観の作成例。データサイズは2MB。
動画の例(ブレード回転による飛行)
Claude+マニュアル設定。ブレード回転しながら浮上して徐々に本体を上向きのままロータブレードシステムを前傾するアニメーション。アニメーションはマニュアル設定。ブレードの回転と浮上に伴ってロータシステムを前傾するアニメーションがポイント。データサイズは92kB。
小型自動車+ウイング
Claude+マニュアル設定。未来的な車に翼のついたスタイルの空飛ぶ車が飛び立ち左折するシーン。小鳥的なイメージを狙った。データサイズは53kB。
製図の図面から3Dモデル作成
Claude+マニュアル設定。別稿(生成AIの比較)にも示したようにAIでは図面の読み取りによる立体モデル作成がうまくいかなたったので、ここでは製図の図面を元にBlenderで3Dモデルの作成を試みた。何回もやり取りの結果成功した。下図は筆者が中学1年の時に製図を習い始めたときの最初の図面で最も簡単な卓上本立てである。これを原画とする。

上図を元にClaude+Blenderによって作成した3Dモデルを示す。AI単独と異なる点はBlenderを用いることによってAIのミスを把握しやすくプロンプトによって修正しやすくなる。特に製図を元にした3DモデルではAIが寸法や形状を正しく把握しない場合が少なくない。データサイズは12kB。
Earth
Claude設定。地球(雲なし)の例を示す。この場合でもチャットを繰り返す必要がある。半球表示のときに太平洋を中心に見ると日本とアメリカ大陸の間隔はNASAに近くGenieより正確。