iPhone,iPad,PCの速度比較

iPhone、iPad、PCの速度比較をホームページ起動、アニメーション、ダウンロードとGeekbenchにより比較した。

(The latest update: 2025年2月21日)

(The first upload: 2024年11月10日)

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Geekbench 6による比較

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ここでは手元のデバイスの中から発売年や速度の異なる以下の4機種(5モード)を選んだ(括弧内は発売年)。新しい機種ほど高速になっている。以下、デバイスの後ろのカッコ内は発売年。

  • iPad Pro(2024)
  • iPhone 13 Pro(2021): (N) 通常電力モード
  • iPhone 13 Pro(2021): (L) 低電力モード
  • NEC PC-GN187DEDC(2018)
  • iPad Pro(2016)
iPad Pro (2024) iPhone 13 Pro(N) iPhone 13 Pro(L) PC-GN187DEDC iPadPro (2016)
CPU(Single-Core) 3761 2410 1020 1330 732
CPU(Multi-Core) 13342 6013 3845 3442 1018
GPU 55537 20901 16608 4229 6148
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測定条件

  • WiFiルータ経由
  • PC及びiPadはWiFiルータから等距離の同じ場所。

各デバイスの速度は異なっているが、これらの違いの影響を本ウェブサイトの場合について速度の遅いiPad ProとPCを例にとって検証する。

本ホームページ起動時間の比較

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本ホームページのトップページはテキスト、動画を含んでいるので起動時間のテストに好適である。ここでは、最も高速のiPad Pro(2024)と最も低速のiPad Pro(2016)とを比較した。

  • Googleの検索ページで本ホームページを起動する。
  • ローディング開始のホワイトページに切り替わった時点を0秒とする。
  • 本ホームページの動画が表示されるまでの時間を測定する。

iPad Pro(2024)の起動時間は1~2秒、iPad Pro(2016)の起動時間は4~5秒という結果を得た。Geekbench 6ではCPU処理速度、GPU処理速度ともにiPad Pro(2024)がiPad Pro(2016)より5倍~10倍以上大きいが起動にはその他の要因もあるので2~3倍となっている。

iPad Pro(2016)

iPad Pro(2024)

アニメーションでの速度検証

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ここでは別稿のダイヤモンド汽車冒頭のアニメーションの回転速度を約3倍に上げた場合を示す。このアニメーションはパソコンやスマホの処理能力が不足するとフラッシング(映像の点滅)が発生する。

ダイヤモンド汽車ではiPad Pro(2016)でもフラッシングが発生しないように一方向回転時間約9秒にコーディングしているが、以下の比較においては回転速度を上げて双方向回転時間約6秒としている。

以下にフラッシングが発生しない場合(PC)とフラッシングが発生する場合(iPad Pro(2016))を示す。

尚、iPad Pro(2024)及びiPhone13Pro(通常電力モード、低電力モード)ではいずれにおいてもフラッシングは発生しない。

動画のダウンロードおよび表示

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動画の場合、ダウンロード及びソフトウエアの起動の違いが表示開始遅延時間に影響する。

PCの場合すぐに起動する。

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iPad Pro(2016)の場合動画左下のスピニングギア(spinning gear)(赤丸)が数秒回転した後動画が起動する。

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