PM2.5及びPFASの測定データの3Dグラフ、大気汚染に関する情報、環境知識情報、むかしの航空写真を紹介している。
(The latest update: 2024年11月1日)
(The first upload: 2019年4月27日)
奈良市のPM2.5測定データの3Dグラフ
奈良市では、微小粒子状物質(PM2.5)の測定を西部大気汚染測定局(百楽園四丁目 奈良市立青和小学校地内)で行っている。
「そらまめ君」ホームページ内にある奈良市及び奈良県内のPM2.5の測定局の速報値を知ることができる。環境省の定める基準値は1年平均値15μg/㎥以下かつ1日平均値35μg/㎥以下となっている。ここでは、測定された数値データをもとに筆者が3Dグラフ化した2015年度~2020年度のグラフを掲載した。横軸は月で測定データは1日単位でプロットしており、また、縦軸はPM2.5の1日平均値を示している。座標軸の左壁面及び背面では環境省の定める基準値1日平均値35μg/㎥以下を緑でそれ以上を赤で示している。この基準値を超えたのは、2015年8月の2日と2021年3月の1日の計3日(1日平均値で各々39.6μg/㎥、37.4μg/㎥、40.1μg/㎥)でその他は基準値以下となっている。
奈良市の水道水の有機フッ素化合物 (PFAS)
有機フッ素化合物(PFAS)の中のPFOS及びPFOAについて国は水道管理目標設定項目に追加し暫定目標値として50ng/L以下に設定している。奈良市では水道水となる浄水場浄水と給水栓水における有機フッ素化合物(PFAS)中のPFOS、PFOAについて定期検査が実施され、2023年8月以降17以下となっている。次のグラフは奈良市の測定データ(2023年8月~2024年1月)をもとにグラフ化したもので各地域における有機フッ素化合物は国の基準(50ng/L)をはるかに下回っていることが一目でわかる。
大気汚染に関する情報
日本や諸外国の大気汚染を調べることができる。
そらまめ君は環境省の大気汚染物質広域監視システム。SPRINTERSとともにPM2.5や黄砂飛来の参考となる。
気象庁の黄砂情報
日本気象協会の花粉情報
環境知識情報
一般情報については奈良県、奈良市の下記ウェブサイトを参照。
むかしの航空写真
むかしの航空写真や地図を閲覧することができるサイトを紹介している。次に紹介するサイトでは、例えば1960年代の航空写真を閲覧したり、現在と重ね合わせてむかしどのような地形だったのかを知ることができる。
国土地理院では、空中写真を地図と重ねることができる電子国土基本図の整備を行っている。昔の航空写真の一例は下記をクリック。
登美ヶ丘地区周辺の断層が記載されている。